オリーブオイル産業が抱える、
環境課題への解決策
近年環境問題化しているオリーブ搾り粕やフードロス。
特にフードロスは、日本をはじめ世界中でも深刻な問題になっています。
油温減圧式乾燥機 Cookerは、これらの食品ごみを独自の技術で殺菌・乾燥加工し、
飼料や肥料などの資源へ生まれ変わらせます。
地球環境保全の重要性が一層高まっている現在「消費社会」は
廃棄物の減量化、再資源化、そして再利用という「循環型社会」の実現に向けて進んでいます。
限りある美しい自然を守るために、より平和で豊かな世界になるために。
私たちは、技術の力で貢献してゆきます。
日本が生んだ独自の乾燥技術でオリーブの絞り粕を粉体化し、減容化と悪臭の低減に貢献します。また植物にとって有害なオリーブ搾り粕の水分も低減することで、モロッコの水資源と美しい自然環境を守ります。
※ 廃棄物の種類や量により変動します。
Cookerを使って処理する食品ごみは、家畜の飼料や植物の肥料にも加工が可能。産業廃棄物の処理コストをゼロにできるだけでなく、資源として販売し、収入に繋げることもできます。
環境と産業の両方で、より良いサイクルを回してゆきます。
オリーブ搾り粕由来の飼料の活用例
日本・香川県では、オリーブ搾り粕を飼料として与えた牛や鶏などを「オリーブ牛」「オリーブ地鶏」としてブランド化。お土産品としての知名度も高く、地域の観光産業にも貢献している。
東京都大田区城南島にある、様々なリサイクル工場が集まったエリア「東京スーパーエコタウン」。その一角に、東京近郊の食品製造業者や飲食店からでる食品ごみを受け入れ、加工後の飼料を飼料メーカーに販売するサイクルを回している施設 (飼料化センター)があります。Cookerと同様の技術で、食品ごみから養鶏、養豚用の配合飼料の原料の製造・販売を行なっており、1工程(10トン)約90分という処理時間で飼料を製造しています。
いずれはモロッコ国内にCooker生産工場を設置し、
現地での生産を可能にします。
日本での研修プログラムも用意し、最新技術を人から人へと繋いでゆく。
工場から新たな雇用を生み出し、継続できるサイクルを整える。
国民の暮らしを、より豊かで平和な道へと導くために。
モロッコ国内にCooker製造工場を設置し、新たな雇用を生み出します。また加工後の飼料販売と併せて、国内の更なる経済活性化へ貢献します。
日本の技術を伝え、Cookerをモロッコ国内で製造することにより、新たな技術者と雇用を生み出します。
食品ごみを資源化することで、問題となっていた悪臭や土地問題を解消。埋立地周辺の環境改善に貢献します。
加工した食品ごみは、飼料として活用、販売が可能。廃棄コストをゼロにするだけでなく、新たな資産に繋げます。
油を熱媒体とした減圧加工法により、食品ごみが持つ水分を脱水・圧縮・乾燥させて体積や悪臭を低減する乾燥工システム。
本体 | ジャケット | シャフト | |
---|---|---|---|
設計圧力(MPa) | F.V | 0.686 | 0.686 |
設計温度(℃) | 130 | 170 | 170 |
応力除去 | なし | なし | なし |
溶接効率 | 0.7 | 0.65 | 0.95 |
内容積(㎥) | 0.47 | 0.223 | 0.033 |
水圧試験圧力(WPa) | 0.294 | 1.177 | 1.03 |
気密試験圧力(WPa) | 0.324 | 0.862 | 0.755 |
放射線検査(%) | なし | なし | なし |
エコステージエンジニアリング株式会社
JICA / セブ川流域水利局 / 設備・運輸・ロジスティック・水省 / UNDP
株式会社サンテックは1977年に小さな町工場の片隅で当時、日本国内トップレベルの溶接師によって創業され、1977年に設立されました。我が社の主力製品は、ステンレス鋼及び普通鋼を用いた上下水・化学・食品・医薬・パルプ・半導体・ごみ焼却設備等といった、様々な分野の産業機械設備における重要な機器です。
サンテックのステンレス年間取扱製作量は約1,400トンであり、様々なプラントにおけるコスト削減や省エネ及び効率化に弊社が作る機器は役立っています。
~弊社の主要取扱製品~
1. タンク・塔槽類 2. 圧力容器類 3. 熱交換器類 4. 配管ダクト類 5. 真空チャンバー類 その他…
1004-35, Sue, Ayagawa, Ayauta,Kagawa 761-2103, Japan
1267-1, Kitayamadanishi, Sue, Ayagawa, Ayauta,Kagawa 761-2103, Japan
1F Hatchobori Square.2-20-8 Shinkawa, Chuo-ku,Tokyo 104-0033, Japan
22F KobeKokusaikaikan 8-1-6 Gokodori, Chuo-ku,Kobe 651-0087, Japan
Rm 602, Bldg 42, No.1000 Jinhai Rd, Pudong, Shanghai, P.R.China
No.26 Haiyan Road, Hi-Tech Industry Development Zone, Qidong, Jiangsu Province, P.R.China
No.201(A), 2nd Floor, Shwe Gone Daing Housing,Shwe Gone Daing Rd, Bahan Township,Yangon, Myanmar
Lot No.D3, Thilawa SEZ Zone A, Thanlyin Township, Yangon, Myanmar
エコステージエンジニアリング株式会社は、永年にわたる技術の研鑽と蓄積により開発された「油温減圧式乾燥技術」を核とした環境問題解決策の提供を目的に、2000年に福岡県で設立されました。
生ごみや下水汚泥等を対象とした有機質系廃棄物のリサイクル等に対して多くの技術特許や知見を持ち、様々なユーザーの多様なニーズに応えています。
社名の「エコステージエンジニアリング」は、エコロジーとステージを組み合わせた造語です。人と自然環境、資源循環等との共創の場で、「油温減圧式乾燥技術」を通じた社会貢献の想いを表しています。
3-19-14, Hakata, Ekimae, Hakata-ku, Fukuoka-shi,
Fukuoka 812-0011, Japan
株式会社サンテック国際事業部マーケティング&セールスマネージャー。モロッコ/日本のハーフとして、モロッコで生まれ育つ。ソフトウェア/マルチメディア(エンジニア)および画像/ネットワークIT(マスター)を修めた後、日系企業と関わっているモロッコ企業に就職。その後、JICAモロッコ事務所で4年間の勤務を経て来日した。日本では、DMM.comアフリカ事業部で日本の商品をアフリカに紹介するマーケティングプロジェクトに2年半従事。2019年にサンテックに入社し、現在は日本とモロッコの架け橋としてモロッコプロジェクトを支える。
株式会社サンテック代表取締役社長。アメリカ・テンプル大学卒業後、在日アメリカ大使館商務部、リーマンブラザーズ証券株式会社といったグローバルマーケットを相手にした仕事を経て、2008年に家業のサンテックに入社。父である先代社長の指導の下、イチからモノづくりについて学んだ。2013年に社長に就任した後、日本のモノづくり精神「職人魂」と世界基準のマーケティングを融合させた経営戦略で、日本国内市場に加え、海外市場での売上も拡大してきた。